外出時に受け取る紙類、一時的に持っていきたい書類。カードやレシート、チケットサイズなどの小さめの紙をはじめ、中途半端な大きさの紙類を持ち歩くのに、大きくかさばるケースを使いたくない。そんなときに役立つモノです。
自分で購入して使っているもので、これは結構よかったなというもの、また気になっているものをまとめました。
A4サイズを2つ折りで持ち歩くケース
意図的な軽い折り目なら許せる場合のケースを紹介します。
コクヨ ドキュメントファイル BIZRACK A42つ折り
A4書類は2つ折りくらいにして持ち帰る方がラクなので、軽く保護できればいいくらいの気持ちで使えるケース。
ちょっと話を聞きに行った時に資料を受け取ることがあるので、そういう時に便利だなーと使っています。あと、ノートやファイルを使うまでもない分量の紙資料を持って筆記具付きで外へ出る時。病院へ行って薬を受け取るときも、薬やお薬手帳、処方箋などの収納にちょうどいいです。
キングジム クリアファイル A4 二つ折り コンパック
こちらもA4書類を2つ折りにして携帯できるケース。A3バージョンもあります。一時期A3サイズの図面を持ち歩く必要があって、どうやって携帯しようか参ってた時にこれを見つけたかった。そんなに頻繁に中身の出し入れはしないけど、資料としてちょこちょこカバンから出して確認したい系の書類には本当にいいと思います。
A4サイズは大きいから使うカバンを選ぶけど、A5サイズに収められればだいぶバッグも軽量化できるんですよね。2つ折りにしてシワシワにならない感じで持ち歩ければそれでいい場面てまあまある。
ただポケットへの紙の出し入れが微妙にめんどくさそうだから、どう使おうか悩んでるところです。
A4サイズを3つ折りで持ち歩くケース
こちらも意図的な軽い折り目なら許せる場合のケースです。A4サイズを3つ折りの大きさにして携帯できるものです。
無印良品のスリムチケットホルダー
事前に折り込んで携帯する形になるので意図的な折り目はつくけど、場合によってはA4の書類を持ち歩けるケースとなります。入れられる枚数は2~3枚までと少量に限ります。ただし、A4サイズに限らず、もっと小さなサイズも携帯できるのがこの手のケースの便利なところです。
安定の無印良品。安くて無難に使えるケースで簡易的なポケットだからこその中身の出し入れのしやすさがあります。
レビュー 無印の6ポケット付きチケットホルダーが安くて使いやすくていい。
上記の記事は2017年にUPしたものですが、2022年の現在も販売されています。一時期100円ショップにも同じようなものが置かれていたんですが、今もあるかはわかりません。
100均でも、時々みかけます。
無印のスリムチケットホルダーは同じサイズのポケットが6つなので、細かいことを気にせず、とりあえず挟みやすい。そこがいいです。ある程度カテゴリーをわけて使えるのが助かるかな。あと、留具がなくて開きやすいです。
リヒトラブ キャリングポケット
こちらもA4書類に関しては事前に折り込んで携帯する形になります。開いた状態でA4が入れられる枚数は2~3枚まで。3つ折りにした状態でポケットに挟めば3つはいけます。ただし、キャリングポケットの場合は、フタ付きのケースが付いていたり、パスポートサイズのポケットやケードポケットなどもついているので、色んな使い方ができます。
レビュー LIHIT LABのキャリングポケットは使い方を絞らないからずっと使える。
記事にしたのは最近ですが、実際の購入は2017年でした。なんだか丈夫で、私が一番使用頻度が高いのはこの「キャリングポケット」です。最初はポケットの種類が多いことで戸惑っていたんですが、使っているうちに用途に合わせた収納は便利なのだなと思うようになりました。
ゴムバンド付き、フタ付きのポケット。これがあることで切手のような小さな中身も落としません。チケットの半券を入れておくにもいいよね。筆記具も持ち歩けます。
また、カードポケットがついていることも何気に助かっています。(病院に行くときの診察券入れとか、切符を挟めるとか)カードはチケットサイズのポケットで済ませてもいいのですが、やはりサイズが合っていないと落ちやすいので。
それから、見た目が気に入っています。
キングジム オレッタ(廃盤)
キングジムのOLETTA(オレッタ)は、残念ながら廃盤となってしまいました。
記事にしたのが2013年でした。
キングジムのオレッタは、基本的にA4書類を3つ折りに畳んで持ち歩けるものです。折ってから挟むのではなく、入れてから畳み込む。なのでやんわり折り目はつくものの、台紙はかなりしっかりして安心感があります。A4に限らずチケットやカードサイズのものも簡易的に挟んで保護しながら持ち歩くこともできました。
あえてA4用紙を3つ折りにしてもいい場面は限られてくるので、私は加工して規格外な使い方をしていました。透明タイプのビニール素材の方は早い段階で壊れてしまったんですが、布製のほうは質感がよくて気に入っていました。ちょっと重さが気になったかな。今は、これに変わるちょうどいいケースを見つけたので寝かせている状態となっています。
封筒や通帳などをまとめて持ち運べるケース
開いて中身を見なくてもいいけど、角が折れないように収納して持ち歩けるケースは以下のとおりです。
セキセイ セマック ドキュメントファイル 長3(A4 3つ折)
A4三つ折りがキレイに収まる封筒「長形3号封筒」が収まる大きさのケースがあります。封筒が入るのだから当然A4用紙は3つ折りor4つ折りにすれば入ります。
もちろんチケットやレシートの整理にも役立ちますが、封書を出しに行って、入金して振り込んで、記帳して、集金して領収書書いて・・・というような外出しながらの事務的な作業がはかどるケースです。お札も分けて入れられますし、ボールペンも一緒に放り込んで持ち出せます。
まとめとレビュー 長形3号封筒がぴったり入る収納ケースはありがたい。
形としては蛇腹状に開く「ドキュメントファイル」なんですが、大事なのはこのサイズ。長3封筒がぴったり収まるケースってありそうないんですよ。A4三つ折りより一回り大きいだけでいいのに、そのサイズがどこにもないんだこれが。やっとみつけたこの入れ物でした。
携帯時に使うだけなら13ポケットもいらない気もしてるので、あとでもっと薄いタイプのも買おうか検討中。
小さい書類の収納ケース
今度はA4書類中心ではなく、チケットサイズの紙類からちょっとしたレシートやシールなどの整理に役立つケースです。必要な量だけ紙を保護して持ち歩けるので、バッグの中で嵩張らないサイズ感がポイント。
とにかく軽量に小さな紙類を保護したい(少数部数の場合)
プラス ぴったりすっきりホルダー
とりあえず、ポケットやカバンの中に放り込む形でいける最もシンプルなクリアホルダー。できるだけ軽量に済ませたいならプラスのホルダーを使うのも選択肢のうちです。
レビュー プラスのぴったりすっきりホルダーの万能さについて。
クリアホルダーのよいところって、普段は軽い書類整理に使って、外出時には必要なところをちょいと拝借して持ち出せるところ。いかんせんクリアホルダーなので少し固さが足りないのですが、バッグインバッグのポケットを併用するなりすればだいぶ折れ曲がり防止にはなります。(バッグがパンパンに入っているとそれも厳しいですが・・)
場所をとるようなものでもないから、手帳に挟んでおいたりバッグに忍ばせておくのもあり。マスクケースにも便利に使ってます。
5ポケットレシートホルダー
小さいのに5ポケットもついているクリアホルダーです。財布に入る大きさのものなら整理できます。
レビュー 財布の中身を整理する小さな5ポケットクリアホルダーが手帳にも使えて実用的。
私はシールや小さなメモ用紙、レシートなどを入れて、手帳に挟んで使っています。だいぶ小さいので使う用途は限られてくるのですが、プラスのぴったりすっきりホルダーと同じように使うことはできます。
その他100均で買えたもの
100円ショップは、同じ商品をずっと置いていてくれるわけではありません。時折びっくりするくらい使えるものが手に入ってしまうところですが、今は売っているかわからないです。もし見つけたらラッキーくらいの気持ちで出向いてください。
家庭用収納スリムケース
レビューとアイデア 薄くてちょうどいい。診察券&お薬手帳入れとクーポンなどの金券を入れる入れ物を100均で。
加工して使っていました。プラスのぴったりすっきりホルダーを中に入れて使うこともできました。しかしちょっと薄手すぎるところがある。それが100均というものですが。使えそうと分かれば、似たような他のケースを検討してみるのも手。
5ポケット付きA6クリアホルダー
レビュー 手帳にノートにサブ収納。5ポケット付きのA6クリアホルダーを100均でみつけまして。
これは画期的でした。(2015年にUPした記事でしたね。)
手帳に使うのはもちろんのこと、ノートカバーにもプラスして収納が増やせるということで当時は珍しかったんです。今はメーカーが出してくれている小さなサイズのクリアホルダーが増えてきたので、これじゃなくてもいいかなとは思います。
カード類の持ち歩きには
名刺などのカード類の収納も地味に悩まされますよね。その時によって持ち出す量が違うこともありますし。そんなときにポケットの数を必要枚数に減らした状態で携帯できるケースが重宝しています。
レビュー 見やすいカード収納にキングジムのカードホルダーレザフェス。
最初は携帯用というより自宅での保管用で買ったものですが、思ってた以上に持ち出しにも使いやすい形式のカードホルダーでした。
まとめ|意外と用途は広い
最近は持ち歩くカード類はかなり減りました。レシートも電子データで取っておくようになったし、そもそも電子マネーで支払ったほうがお金の管理自体がラク。手書きの小さなメモも撮影してメモ帳へ入れておけば事足りるようになりました。普段の生活で手荷物を減らせるようになったのは、みんなスマホのアプリが充実してくれたおかげ。
それでもまだまだ紙の書類を持ち出す機会は減りません。
名刺は紙。クーポン券が紙のお店もまだある。(レシートにクーポンつけてくるのが悩ましい)診察券が完全電子化する日はずっと未来のことだろうし、事務的な手続きで重要な書類はやっぱり紙。たまにしか電車に乗らない時も切符を買うことになるし、入場チケットが紙なのも普通ですしね。
小さい書類はなくなりそうで、案外なくなってくれません。
いちいち持って行くのめんどくさいなーと思うこともあるけれど、せめて少しでも軽量で携帯しやすくを心がけていきましょう。それしかない。
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