仕事をしながら自炊料理を続けていくための心得。要領よくご飯支度をするためにやっておきたいことです。
みなさんはご飯の支度にかける時間はどれくらいでしょうか。
わたしは晩ご飯の支度にとる時間はだいたい30分を目安に。昼は10分で終わらせることを目標に踏ん張ってる。
この時間内で納めるために、人知れず取り入れてきたことがあります。
在宅で仕事しているとランチも自宅で準備することが多いのですが、何も対策を取らずにいると結構な割合でご飯支度のことを考えている時間があるわけです。
単に作るだけじゃなくて、買い物、献立と連日にわたって考えることが多いから自分のリソースを食うのがとにかく辛い。いくら自由に時間を使えるっていっても、仕事としての作業時間を確保できないとストレスも溜まっていきます。
環境も時間の使い方も自由なのが自営業で在宅ワークをやる最大のメリットですけど、自由すぎてどう決めていいかわからないこともある。どこまでも自由って逆に難しいんですよね。メリハリをつけていかないと、数ヶ月経っても何にも進んでいなかった・・・ということが自然に起こりうるから怖いです。(進んでないと収入も減る)
そこを乗り越える一歩として、ここでは毎日訪れる食事の支度についてのポイントを解説します。
キッチン環境を整える
在宅で長くお仕事していくには、力を入れる環境づくりはデスク周りだけではありません。生活のすべての動線を大事にしていく必要があります。キッチンも然り。
料理は調理台の前に立つ前から始まっています。
食材を仕入れる買い物も料理の一貫となるけれど、自分が作業する動線についてはとにかくこだわりを持ちたいところ。ここを怠れば手際が悪くなります。
「使いにくい」は時間のロスにつながるんです。気になる箇所は頭を捻って、徹底的に改良の道を見出すべしなのです。
普段からキッチン周りの動線を確保しておく
特に鍋の収納については、取り出しやすさが命。キッチンの作りによって、できることは限られてくるんですが、それでも納得がいくまで改良していく試みは大事にしたいです。
調理中によく使う調味料の取り出しやすさ、冷蔵庫の中、食材の入れ方、ちょうどいいサイズのタッパや入れ物を使っているか(中身が見えるタッパ推奨)などは、お手入れがしやすいこともポイント。
収納場所を作るために自作をするのは敷居が高いかもしれませんが、参考までにリンクを貼っておきます。
DIY参考 ウォリストの突っ張りジャッキと2×4材、1×4材で奥行きのある棚を作った話。 | ぴらめこのDIY
使っている収納棚はすべてバラせるようになってます。自作で棚をつけると作った棚には好きなように穴あけができます。なので、フックをつけてみたり、バーを足してみたりといろいろ試せるのがいいんですよね。
そして壁面に並ぶ収納は、以下のようになっています。
この雑然としているキッチンを誇っていいものか微妙なんですけども・・。それでもそれなりに調理器具を揃えたおかげで、調理のバリエーションを増やしつつ時短も図れてはいるので気に入ってます。
毎日キッチンに立つなら、そこはもう仕事場。
料理を作るときのシュミレーションをしながら、しっかりした動線の確保を。使いやすさにはこだわりを持つ。力を入れたいポイントです。
調理台は広くしておくことを意識する
いつも使うわけでもないモノを、調理台に常時乗っけていてはいけません。
よせる物があると掃除も面倒になるから、ここに置くものは最小限にとどめたい。よって、三角コーナーもやめました。
あわせて読みたい この度、三角コーナーを使うことをやめました。 | ぴらめこな生活
洗い物カゴがあってとしても、調理中はキッチンワゴンを使うなど仮の場所へ置くなどして、常に場所を確保する努力をしたい。
もともとのキッチンの作りによる問題もあるけれど、そこでくじけていても解決にはならないです。どうしても同時進行で複数品を作りたいなら、ある程度の場所が準備できないとなかなか厳しいものがある。もし散らかっているなら作業台はスッキリさせるべく、今すぐ片付けることを推奨します。
大掃除が必要なら一回お金払って業者にやってもらってもいい。設備投資の考え方で。ちゃんと自分の時間を作ることと向き合ってほしいです。
段取りのよい調理方法とは
スピーディーな献立決めは、料理を作り始める前の段階である程度決まります。
作り始める前に何をどうやって作るか考えて決めておく
これ大事。
段取りのいい料理は、献立の決め方と調理時の動き方で決まります。
段取り良く動く。→ 省けるところを見極めて時間をうまく使う!
ざっくりした話、使う材料を頭に浮かべながら、作る順番、切る順番、煮炊きする順番を考えて、調理道具を使い分け、洗い物をこなしつつ・・・と言った具合でいくつかの行程を先読みした状態で動きます。
ですけど、そんなの慣れていなければよくわからないですよね。
いったいどういうことなんだ・・と思う方は、以下の記事を読んでみてほしいです。
おすすめ 料理の段取りのコツ。要領のいい動き方。
うまいことやれるようになれば、30分でご飯支度を完了させるのは誰でもできます。ただし感覚による慣れが必要なんだけど、料理を作る時の動き方には向き不向きはあるかもしれない。でも覚えるとあらゆる部分で気転が効くようになります。
ミールキットを使って段取りを身につけていくのもステップアップに繋がるよね。
目先のことだけを見てないで、少し先のことも見る。こういう動き方ってどこで働いていても大事なことです。スキルアップという視点にもつながるから、段取り上手になれるといいことしかない。
今一度、自分はどんなふうに料理をしているのか向き合ってみてください。
時間を大事にしていこう
在宅で仕事してるんだったら家事なんて余裕でしょ?と甘く見てると詰みます。
特に料理は意外と時間がとられる。それでいて食べ物のことは健康状態にも響いてくるから、ないがしろにできないから困る。若いうちは体力あるから気にならないけど、意識してないと30過ぎて40過ぎて・・となってくるとジワジワきます。
回復力が落ちてきてね・・。
それから調理において時短を考える意味では、家族を巻き込んでいく発想も大事です。
もし家族の他の人がキッチンに入って手伝ってくれることがあれば、もっと自分の時間を作れるようになる。誰が使っても使いやすい環境を突き詰めていくことは、結果的に時短につながっていくので。
「段取りよく」を追求していく姿勢が身につくと、それはスキルにもなります。仕事でも通じる考え方が身につく。いっぱい考えて行動して悩みを打破できたときは、一回りも二周りも成長しているはず。
参考になれば、取り入れてみてね。
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