三菱のパワータンクていうボールペン買いました。濡れた紙でもマイナス気温でも書けるらしいということで、ずっと欲しかったんですよね。
「パワータンクっていうボールペン、おすすめだよ!」とは聞いてはいたものの、 そこらのショッピングセンターに置いてる物はちょっとゴツめで、うーん…と買うのを躊躇していました。
ところがたまたま街の文房具店へ入ったら、スタイリッシュなデザインのパワータンクが置いてあるじゃないですか。 小さいながらもさすが専門店であります。
パワータンクのスマートシリーズ、210円。(金額は2013年2月時点)
うむ、シンプルなデザイン。適度な重さもいい感じ。
手になじむ書きやすさ。
0.5もありましたが、手帳みたいに細かい字を書くわけではなかったので、書きやすさ重視で0.7を買いました。
このスマートシリーズのパワータンクは、グリップ部分がラバーではありません。なので、ペンホルダーにも入れやすいです。 それでいて細かいギザギザがはいっているので、ちゃんと滑りにくい仕様になっています。
ラバーグリップもデザイン次第では悪くないんですよ。ただ、ゴミが付きやすいとか、カラー付きだと使っているうちに黒くなってくるとか、 手帳のペンホルダーに入れにくいとか、どうも長く使うには適さない感じが私の中であるんですよね。なんとなくですけど。
そんな理由でどっちかっていうと、ラバーグリップではない方を好んで買っちゃう傾向にありまして、この形ちょっとツボでした。
替え芯の交換はノック部分の部品から。
芯は太いです。替え芯の型番はSNP-7です。 105円。
以前のジェットストリームのような失敗は繰り返しませんよ。
三菱鉛筆 油性ボールペン替芯 SNP-7 0.7mm 黒 10セット
パワータンクのよいところ。
パワータンクの特徴は、普通のボールペンだと書けなくなりがちな場面でもしっかりと書けるところです。
1.ペン先にダマがつかない。
↑よくあるボールペン。乾いていないところをこすっちゃうとこうなる。しかしパワータンクはこうなりませんっ
ボールペンはダマがつくのありますよね。書き始めにダマが紙について、さらにそこ触っちゃって、ビーってのびて手が黒くなるアレです。 パワータンクはダマがつきません。書いた筆跡にすぐ触れても大丈夫。ジェットストリームと比較すると滑らかさは劣りますが、昔からあるボールペン的書き味といいますか。とはいえ、かすれることもないので、かなり品質いいと思います。
2.マイナス気温でもちゃんと書ける。
特に真冬に車の中にボールペンを入れておくと、寒くてインクが硬くなって書けなくなりまして。 あれ、まいるんですよね。インクたっぷり入ってるのにインク出てこないって、なんかガックリですし。 まあ、ボールペンが悪い訳じゃなくて自分の使い方の問題もありますけども。
車にはボールペン常備しておくと何かと便利なので、パワータンク置いておくことにしました。
3.横向きでも上向きでも書ける。
壁掛けのカレンダーにもスラスラ書き込めます。 普通のペンはこれをやると、だんだんかすれて、そのまま書けなくなっちゃうこともあるわけです。ところがパワータンクは、寝っ転がってペン先が上を向いていてもちゃんと書けるという強者です。
これまた どうも空気の力でインクを常に押し出してるのでそんなことが出来ているらしいのですが、ちょっと詳しい説明はできないので、 そこはメーカーさんのページをご覧ください。
4.紙が濡れていても書ける。
つまり外で多少雨が降っていても書けます。水回りで作業する場合も紙が塗れてしまうこともあるわけで、これはいいなと思います。 普通のボールペンはインクによっては滲んでしまったり、書けなくなってしまったりしますからね。ちょっとジェットストリームと比べてみました。
上がジェットストリームで書いた方。下がパワータンクで書きました。試した紙はチラシなどによく使われるコート紙っていう紙。でもちょっとわかりにくいですかね。
ジェットストリームの方がちょっと滲む感じがあるかな。紙が渇いた部分はインクの色が濃いんですけど、濡れた部分はやや色が薄めでした。引っかかって書き込むのに気を使う感じです。
パワータンクの方は、渇いた部分も濡れた部分もほぼ一定の色の濃さです。 なんといっても、濡れた紙は柔らかくなって書きにくいんですが、パワータンクの方が明らかにスムーズに書くことが出来ました。
どちらも(私の中では)優秀なボールペンですけど、状況を選ばずガシガシ書けるのはパワータンクですね。
パワータンクの残念なところ?
強いて言えば、ジェットストリームよりインクの色がやや薄いところでしょうか。でも、メモとして使うなら特に問題はなさそうです。
あとは、3色とまでいかなくても、赤と黒の2色タイプも出てくれると嬉しいかなあと、ちょっと思いました。芯が太めだから厳しいかなあ。
しかし、パワータンクは地味だけどいいボールペンですねえ。 インクは最後まで使い切ると、充実感っていうんでしょうか。自分も頑張った気がして嬉しかったりしますし。安心して使い続けたいものです。
デザインは他にもちょっと高めなハイグレードもあるので、次買う時はそっちも候補にあがりそうであります。
コメント
こんにちは
主人が急に「濡れても書けるボールペンないか!」
と申しまして、仕事で困ったらしく、早速ネットで検索、こちらのページが一番解りやすく、そして確実な情報。
早速本日購入することにしました。
即問題解決!助かりました。ありがとうございました。
愁希恵さんコメントありがとうございます。
お役に立てたようでよかったです。パワータンクは、いろんな医療や建設現場などでも使われてるボールペンです。
もしパワータンクが見当たらない場合は、濡れても書けるものなら、インクは油性か顔料インクというタイプのボールペンを選ばれるとよいかと思いますが、やっぱりダントツでパワータンクが個人的にオススメです。
ご主人が少しでもストレスフリーでお仕事できるといいですね。
今までで一番書きやすい逸品で古い型になりますが、次の型式の様な品を探しています。
uni power tank0.7でPressurized Refill 3000hPaと記されています。
昔の鉄筆の様な形で、ペン先に小さなキャップが付き、今のキャップ式ではありません。
このボールペンが忘れられません。何とかならないでしょうか。
島さん、こんにちは。
すみません、残念ながら旧タイプのものは私にはわからないのですが・・・
「Pressurized Refill 3000hPa」のリフィルということは、uniのパワータンクと同じ加圧式のリフィルっぽいので、現在売られている以下のパワータンクの替え芯でははまらないでしょうか。
パワータンク スタンダード 0.7mm | パワータンク スタンダード | POWER TANK | 油性ボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
お気に入りのボールペンの販売が終わると寂しいですよね・・。
本体ごともう一度欲しいということであれば、ヤフオクなどのオークションで出品されるのを待つ、もしくはメーカーに直接お問い合わせいただくのがよろしいかと思います。
ぴらめこさん有難うございます。
商品情報にある、スタンダードタイプ(加圧式)がとても良さそうですので使用します。