毎日使う机の上をスッキリと使い勝手を良くしたい!そんな願望から、スノコとダイソーの木材を使ってラックをこしらえてみました。
先日、ちょっぴりかっこいいペンスタンドを購入して私の机の上はだいぶ広くなりました。
しかし、まだなんです。まだ机の上が狭いんです。スマホやタブレットや手帳、名刺、ここら辺は持ち歩くので、すぐにわかる場所に置きたい。このままではノートを広げるのも大変で、モヤモヤとしたままでいるのも体によくないのであります。
そこで、少しでも整理しようと場所を取らずに使える自分仕様の棚を作りました。
机の上が劇的に変化?!
分かりやすいようにこちらが今までの机の上の様子、beforeですね。
いい加減な感じでごちゃっとしてますけども・・、
そしてafter。こうなります。
・・・もしかしたら、あんまり変わらないように見える・・・?
いやいやしかし、机の上は確実に面積が増えてます!増えてますってば!
ちなみに文庫本やCDを飾りたい時にもおすすめなラックです。使いようによってはオシャレな飾り棚となる可能性もあります。サイズがスノコの大きさをそのまま利用しているので、ラックの大きさは横幅40cm×縦の高さは25cm、奥行きは8.5cmとなってます。
スリムなラックの材料。
材料さえそろえば、それといって難しいポイントはありません。強いて言えばネジ穴の印つけをしっかりやるということでしょうか。 材料費は、ネジなども含めますと500円くらいで準備できます。
使った材料は、これです。
40cm×25cmのスノコ(2枚)、45cm×1.2cm×6cmの板材(2枚)、これらは、100円ショップで揃えられます。板材については、ダイソーが工作道具としていろいろ置いてますね。 スノコと同じ桐なので扱いもネジについては、やっぱりホームセンターの方が安くてサイズも豊富ですよ。
今回使ったネジは、ブロンズ皿木ねじです。サイズは、太さ2.7mm×長さ16mmを選択。
普通の皿木ねじに比べて本数が少なく入っていて少々割高ですがネジが見える部分に使うと、ちょっぴりカッコいい仕上がりになります。
これは、前面の見える側に使います。
他には、太さ3.5mm×長さ25mmの皿木ねじを6本使用しました。これは、裏面の見えなくなる部分に使っています。
100均のスノコは板が薄いので、欲を言えば、もう少し太さが細めの3mm×2.7mmあたりのネジが作りやすい理想なのではないかと思います。
とはいえ、今回は家にある材料を活かして作りたかった気持ちもありまして、以前作ったスノコラックの材料の残りで間に合わせました。 太めですけど、板が割れないように気をつければなんとかるということで。
以前作ったスノコ棚↓
スノコ2枚のうち、1枚は下駄を外します。100均のスノコは小さな釘と少しのボンドで下駄がつけられています。 ただ、糊付けは結構甘いので、スノコを裏返し、下駄を抑えてコンコンとゴム製の金槌あたりで板の部分を叩いてやるとはずれます。 細い針のようなものが残りますがそこはペンチを使って引っこ抜けばよいですよ。
スノコのバラし方については、100均すのこのサイズと下駄の外し方。をぜひご参照ください。
バラしたスノコのうち、使うのは板2枚だけなんですけどね。バラした下駄は今回使ってません。
これが棚板部分となる板材。45cm×1.2cm×6cmの板材(2枚)使います。この棚板が物を置く土台にもなるんですよね。なのでネジがしっかり留められるくらいの厚さが欲しかったのです。欲を言えば幅は60mmで厚さは15mmくらいが理想だったんですけど。ダイソーで安く木材手に入れられるなら文句いえないかな。
45cm×1.2cm×6cmの板材は、スノコと同じ長さの40cmに切ります。
ここまでで、準備はひとまずOKです。
スリムな飾り棚、すのこラックの作り方。
材料を切りそろえたら、棚板をつける位置を決めます。
イメージとしまして、スノコにL字の棚板を設置するだけです。
基本は下駄の位置を見ながら板材側にも穴あけの位置を書いておきます。
棚板の固定は背面からネジで留めます。なので、背面側は下駄の厚みも考慮してある程度長さのある方のネジを使用すると強度があがるんじゃないかと思います。留める場所はちょうど下駄の部分にネジを使うようにするのがポイントです。
下駄が細いので、板割れを起こさないように下穴は必ずあけましょう。
棚板はバラしたすのこ板と板材をくっつけてL字型にします。
遠近法でゆがんでますけど、正面から見るとこんな感じになります。こっちは常に見えてる面なのでL字型の棚板の接着には、ブロンズのネジを使います。
裏からみたところ。丸をつけているところで棚板が固定されています。
全部ネジで固定したら、これで完成ですよ。
太めのネジとそれなりの幅もあるので安定はしてますが、もうちょっと強度をつけたい場合は接着方法にボンドも併用しましょう。
ただし接着に「ボンドだけ」というのは、手軽ですけどおすすめしません。接着面が少なく、簡単に壊れる可能性があります。 それと、気が変わってのちのちバラすことを考えると、ネジもすのこも再利用できるようにボンドは使わないのがよいかなと思ってます。
裏返すとこんな風になっています。底はフラットになってます。スリムといっても下駄部分もあわせて8.5cmくらいあるので、まずまずの安定感。
けっこう丈夫です。
100均のすのこだけで作れるのが理想的でしたが、すのこだと板が薄すぎてネジで留めるには厳しいものがありまして。 なので、やもなくちょっと厚手の板材と組み合わせましたが、かえってしっかりとした形となりました。置く物は文庫本やCDをみっちり並べてもなんともないですよ。
スマホや手帳、タブレット、音楽プレイヤーなどなど、細々あるけど置き場所が決まらないもの、そういうのが一箇所にまとまるとだいぶスッキリですね。作ってよかった。
こちらも参考にどうぞ。
机周りを広く使うための道具は他にもあります。
キーボードが仕舞えるという嬉しいグッズ、机上台。これを設置してからは、もうこれなしでは考えられないくらい便利になりました。
ディアウォールは気軽に「壁面収納」が作れちゃうのです。賃貸住宅でも設置可能なところがうれしい。
コメント
こちらの収納棚は壁掛けですか?
机上に直置きでしょうか?
また直置きの場合は倒れませんか?
ボウズさん
基本的に壁に立てかけて使ってました。
このままでは自立させて使うことはできません。もし自立させるなら土台をしっかりさせないと厳しいです。
机に穴あけしてもよければ、金具を使う、ネジでとめるなどの施工をして完全固定してもよいかと思います。