あの生渇きのニオイをとるお洗濯方法。「クエン酸を使う」という方法。手軽にできるのでかなりオススメです。
クサくなっても諦めてはいけない。
タオルが臭くならない為には、
- 使ったらすぐに乾かす
- こまめな洗濯
- 風を当てて少しでも早く乾かす・・!
この3つが重要なところです。
しかし、臭わないように臭わないように最善を尽くしてきたつもりでも、洗濯物は部屋干しをすることが多いと、使用頻度が高いタオルほどやはり臭ってきてしまいます。
ニオってくるのは気温の低い冬場も危険ですし、雨が続く梅雨シーズンも、室内干しってやつは気を使う。
例えば、見た目はまだふんわり感のあるタオルだというのに、微妙なニオイがする・・・。
この匂いさえ取れれば、このタオルはまだまだ使える・・・しかし、使うとやっぱりクサい。でも捨てるのはもったいない・・・ぐぬぬ。
そんな思いをこれまで幾度も繰り返してきました。
ところが、この悔しい思いを打ち砕くものの存在を知ります。
これです。クエン酸であります!
クエン酸って酸っぱくて、スポーツドリンクとかに入ってるアレです。(洗濯や掃除に使うものと食品用は違うので、表示は要確認。)
それ洗濯に使うなんて、マジかー?!と、思ったんですが、クエン酸について調べてみると普通に掃除とかにも使えるみたい。
初めてのクエン酸はそこら辺のドラッグストアで買ったんですが、この時は360g入ってて300円もしませんでした。分量はもうちょっと少なくてもよければクエン酸は100均にも売ってます。そんなに高いものでもないし、生地が痛むわけでもないので使ってみる選択肢はアリかと。
クエン酸で洗濯をする時の分量。
気になるのはどれくらいクエン酸を使うのかというところですが、目安として、
水10Lに対しクエン酸10gを入れて、洗濯機をまわすだけ
でよいです。
12Lじゃないとセット出来きないなら、クエン酸は気持ち多めの11gくらいで用意すればよし。(多く入れすぎると生地を傷めたり、洗濯槽を傷める原因にもなりかねないのでほどほどに・・。)
洗濯コースはスピーディーでOK。(すすぎ1回のスピードコースでOK)
あとは、測っておいたクエン酸を洗剤を入れるように洗濯機の中へいれまして、洗濯が終わるのを待ちます。
ここで洗剤や柔軟剤はセットしちゃダメです。
アルカリ性の洗剤と酸性のクエン酸を一緒に使っちゃうと中和されて効果が出ないんだとか。
あくまでもクエン酸だけで洗う、ということですね。
ちなみにタオル1~2枚を洗うなら10Lくらいの水量で間に合います。 欲張って一気に10数枚タオルを投入するなら23Lにして・・という具合でクエン酸も倍量使う。
水量をケチると全体にクエン酸が行き渡りにくくなりますし、偏って濃度に差がでると生地を傷める可能性があります。それなりの水量をセットして入れましょう。
水が冷たいと溶け残らないかな?と気になりますが、そんな心配をよそにクエン酸は水にシュワっとすぐに溶けます。そこはご安心を。(心配な時は先に別容器で溶かしてから加えてもいいよ)
クエン酸を使うタイミングについて。
使用後のタオルを洗濯する手順としては、クエン酸のみで洗濯(スピードコースでもOK)をした後に、乾かさずにもう一度いつも通り洗剤や柔軟剤をセットして洗濯してから干すとよいです。
しかし普通に洗濯してしまったものを干す際に「あれ?なんか臭いな・・・」と気づくこともあるでしょう。その際は、まだ干さずにクエン酸でもう一度洗います。もちろんスピードコースで大丈夫。
臭いをとることに注目するなら、クエン酸洗濯をする時は、先にクエン酸洗濯、次に普通の洗濯。または普通の洗濯後にクエン酸洗濯、どちらでも効果はあります。
一回洗い終わったものをもう一回洗うと最初の洗濯でセットした柔軟剤の匂いはとれてしまいますけど、変なニオイがしなくなってからでないと柔軟剤の香りも生きてこないので、やはり多少面倒でも時々においをとる洗濯はした方がよいかと。
ただし、普段の洗濯で何度も洗濯機回すのは億劫じゃないですか。
なので我が家では、「なんか匂うかもしれない・・・」という部類の洗濯ものは分けておいて、時間にゆとりのある日にクエン酸洗濯を決行したりしています。
もしくは、過炭酸ナトリウム(酸素系の漂白剤)につけおきがよくききます。過炭酸ナトリウム&クエン酸はガチでほとんどの匂い汚れにききます。
普通に洗濯しても取れない、あのニオイを気持ちよく落とす方法。 | ぴらめこな生活
洗濯終了後の様子。
ちなみにクエン酸で洗うと「無臭」になります。香りがしないのは少々寂しいですけど、洗剤だけで洗うよりもタオルはずっとふんわり柔らかく洗い上がっていて、これはこれで悪くないです。
クエン酸で洗ったものが乾いてから再度クンクン嗅いでみたら思わず、うおおおーーー!と興奮気味に叫んでしまいました。
このふんわり仕上がるという理由は後で知ったのですが、クエン酸は柔軟剤代わりにもなるという話じゃないですか。柔軟剤の匂いが苦手とか、肌が弱いとか、そんな時にもやさしく使えるのがクエン酸なんですね。ウチの子が赤ちゃんの時にこの方法知ってたらきっと使ってたなあ。
香りはせずとも、洗濯のすすぎの時にクエン酸を入れれば変なニオイもとれるし、ふんわりするし、使い方によっては重宝する、と。
ただし、クエン酸は酸性なので洗濯槽に残ってしまうと、ステンレス槽に影響がないともいいきれません。サビが出ちゃうとかあるかもしれない。どれくらい使えばそうなるのかは定かではないけれど、私は月2回くらいの頻度でクエン酸洗濯してたけど、それくらいの頻度では特に影響はありませんでした。
(洗濯が終わったあとは蓋を開けて乾燥させおき、洗濯槽クリーナーは定期的に行うのが前提での話です)
洗濯で使っている洗剤について。
におい汚れに強い洗剤で洗っても全然臭いとれないじゃん!っていうのは、完全にニオイ汚れを落としきれていないからです。
一度完全に臭いを取らないと、何度でも臭ってきます。
におい汚れに強い洗剤は、基本は予防として捉えておきたいところ。取り除く効果はちょっと足りないので、そういうときはクエン酸とか過炭酸ナトリウム(酸素系の漂白剤)などの力を借りましょう。
クエン酸洗濯の注意点。
クエン酸は有害なものではないですが、何度も言うようですが使う時は洗剤と混ぜて使わないのが基本です。特に他の塩素系の製品(漂白剤など)と一緒に使ってしまうと有害なガスが発生するのでくれぐれも気をつけてください。
なんかこのタオル、くさい・・・と思ったら、休日の時間のある時にでも試してみてはいかがでしょうか。タオルが爽やかだと、気分も軽やかですよ。
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