セスキ炭酸ソーダがこんなにスゴイやつだったとは。始めて使ってみたんですが、あまりに使いやすくて動揺してます。
数日前にダイソーでクエン酸を探してた時に重曹と一緒にセスキ炭酸ソーダが並んでいたのを確かに見ていたんです。 しかし、その時はどうやって使うのかよく分からなかったのでスルーしてたんですが、テレビで紹介された途端に市内の100円ショップからは売り切れる始末。・・まいりました。
まずはセスキ炭酸ソーダを買うことから。
ありそうなお店を数件回って、ドラッグストアでダイソーより量が多めのやつを見つけまして、やっと購入できた次第であります。
アルカリウォッシュって書いてますけど、成分はセスキ炭酸ソーダです。この商品、パッケージに丁寧に使い方とか書いていて、とってもわかりやすくて親切です。
ネットでも売ってたので、慌てずにこっちで買ってもよかったかな。
セスキ炭酸ソーダとは?
ところで、セスキ炭酸ソーダとはなんなのか。セスキ炭酸ソーダって重曹ぽいやつかなと、ざっくりと解釈してましたが、どうも落とせる汚れの得意分野が違うようです。
重曹が効くもの。
・油汚れ(軽いもの)
・鍋の焦げ付き(炭素系の汚れ)
セスキ炭酸ソーダが効くもの。
・油汚れ(溜め込んだドロドロしたものでも効く)
・皮脂、手あか(エリやソデなどの皮脂汚れにも)
・たんぱく質汚れ(血液など)
セスキ炭酸ソーダは、重曹(炭酸水素ナトリウム)に炭酸塩(料理に使う「しお」ではないです。「えん」というもの。)という物質が合わせられたものと言われているようです。
炭酸塩は「炭酸ナトリウム」または「炭酸ソーダ」とも言われていて、状態によって呼び名が変わるんだとか。なんとなく名前が組み合わさってそうなったのかなと、ぼんやりとしか私には考えられませんが、つまり、重曹が更にパワーアップしていると解釈しています。 (誰か詳しい方、教えてください・・・)
とりあえず、重曹よりアルカリ性が強めになるので洗浄効果が高いといえるようです。
有害じゃないのか心配になる名前ですが、液性は弱アルカリ性。無機質で環境にも負担の少ない成分なんだとか。
白い粉はとってもサラサラ。ちょっと結晶ぽくキラキラしてます。
掃除に万能なセスキ炭酸ソーダ水の作り方。
というわけで、使ってみないことにはピンとこないので、セスキ炭酸ソーダは水を作ってみました。作り方はシンプルでして、
水500mlに小さじ1杯(5g)のセスキ炭酸ソーダを溶かすだけでOKです。
ダイソーにペットボトルに付けられるスプレーヘッドがありました。2個で105円とはずいぶん安いですが、とりあえずこれを使ってみることにしました。 たまに合わないペットボトルもあるようですが、ウィルキンソン炭酸水のボトルは大丈夫でした。
500mlのペットボトルをよく洗って水を入れて、小さじ一杯セスキ炭酸ソーダを入れます。
スプレーのヘッドをつけて完成であります。ものすごい簡単。最初はちょっと振ると白くても少し置くと完全に溶けて透明になります。水溶けがいいみたい。
セスキ炭酸ソーダ水で掃除してみる。
思いのほかすぐに準備できてしまったので、試しにレンジフードに積もった汚れを拭いてみました。ここを拭くのは久しぶり。 ちょっとベタッとしたホコリが積もってます。油断してると至る所にホコリつもるんですよねえ。キッチン付近は更に油っぽさもあるので、水拭きだけではままならないわけで。
乾いたタオルにシュシュっとセスキ炭酸ソーダ水を吹きかけて拭いていきます。タオルに汚れがついてますな。たいしてこする必要もなく、すんなり汚れは落ちていきました。
あとは、水拭きでもう一回吹きます。これをやっておくと拭きあとが残らずいい感じに仕上がるようです。
これで完了。仕上がりがちょっと伝わりにくいかもですが、これがまたずっと触っていたくなるくらいサラッサラなんですよ。
こんな調子であまりに簡単に汚れが落ちるので、なんか掃除が楽しくなりました。 基本的にシュシュっとセスキ炭酸ソーダ水をかけて、タオルやキッチンペーパーで拭いていくだけで、ものすごくサラサラ&ピカピカになっていきます。
掃除で厄介なのは油を含んだ汚れでして、今までクレンザーでこすったり、洗剤をつけてみたりしてましたが、洗剤使うとその後の拭き取りがものすごく面倒。
一度拭いただけでは洗剤のヌルヌル感が取れないから数回ふき取りを繰り返さなくちゃいけません。タオルもヌルヌルしてくるし、手荒れはするし、基本的にキッチン周りの掃除は疲れてましたが・・・セスキ炭酸ソーダは確実に手間が違います。しかも仕上がりのサッパリ感が最高なんですよ。
ちょっと油が強いなと思ったら、セスキ炭酸ソーダ水かけたら、少し置いてから拭き取ればよいです。 これで軽めの油汚れは、ガチで取れます。調理した後に、油がはねたところに吹きかけてさっと拭いておくだけで、サラサラ&ピカピカ状態を維持できるという手軽さ。 セスキ炭酸ソーダ、スバラシイです。
あ、なんでも拭き取れるといっても、白木やアルミ素材、大理石、表面加工している家具には色が変わってしまう恐れがありますので材質にはご注意を。
リモコンやゲームのコントローラーにも。
キッチンに限らず、よく触るドアノブもピカピカになります。手あかのついた鏡やガラスにもオススメ。 皮脂汚れや手あかに効くということで、目に付いたリモコンも掃除してみました。
キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水を軽く拭きかけて、リモコンなどを拭きます。 水が染み出てこない程度に湿らせて使うのがポイント。これだけで、面白いくらいに汚れが取れます。 3DSもついでに拭きましたが、かなりサッパリしましたよ。(画面部分は、保護シートを貼っていない場合はこすらない方がいいと思いますが)
ゲームのコントローラーあたりも、使い込んでると汚れますからねえ。気が向かないと手の込んだ掃除なんてしないんですけど、 こたつに入りながらついつい細かい汚れをとるのに夢中になってしまう時間は嫌いじゃありません。
セスキ炭酸ソーダ、すっかり気に入りました。
大容量もあるみたいですね。ヘタな洗剤使うよりも家中の汚れに効くので、かなりお得かも。
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