クリップをそばに置くように、同じ引き出しに入れておくと便利に使える「Demi Clip(デミクリップ)」。こんな使い方をすれば便利だよーという話をします。
Demi Clip(デミクリップ)とは
Demi Clip(デミクリップ)とは、プラ製のクリップです。
20枚までの紙を挟んでまとめておけるだけでなく、インデックスとしての役割も果たし、しかも繰り返し使えます。これ地味に有難いクリップです。
なかなか良心的なお値段なので、見つけた時にすぐ買っちゃいました。持っているのはスケルトンタイプですが、スケルトンしてないタイプもあります。
大きさは3×4cmで厚さは5mm程度。
少々大きい気もするのですが、軽量なので少ない枚数を挟んでも負担になりません。
挟み方
見た目だけではちょっとどうやって使うのか分かりにくいと思うので、実際にクリップを使って挟んでいる画像を素に解説していきますね。
クリップの仕組みは簡単です。
デミクリップをよく見ると、長いのと短いのが合わせになっている部分があります。その長いほうがパキッと起こせるようになってます。そうすると挟めるスキマができるので、そこに目がけて紙を差し込み、起こしたところを元に戻せばキレイにクリップできます。
軽く引っ張っても抜けてきません。慣れると片手で操作できるくらい簡単です。
インデックスとしての扱い方
複数枚の紙を挟めることでファイリングができるんですが、合わせてインデックスという使い方もできます。直に油性ペンで書き込んで、消しゴムで消して何度も書いたり消したりなかなか結構労力を使います・・。
そこで・・・
もっと手軽に内容を書き換えるためにおすすめなのが「メンディングテープ」です。
メンディングテープを貼ってから書けば、消したくなったら剥がせばよいだけ。鉛筆でもボールペンでも油性ペンでも書けるようになります。
というわけで例えばこのデミクリップをクリアファイルに装着しますと・・・
なんとなく探しにくくなっていたクリアファイルが、インデックスのお陰で一発で引っ張り出せるようになります・・!
「インデックスシール」や「ふせん」を使うという手もありますけど、繰り返し使えますし、手軽につけ外しができるので、入れ替わりが激しいもので威力を発揮するクリップといえます。
クリアファイルの上からデミクリップを挟むと中身が取り出しにくくなるかと思いきや、そうでもなく。挟み心地もそこまで強力なわけではなくて、外そうと思えばすぐ外れる加減といいますか。絶妙な挟み加減なのであります。
一時的ファイリングとしての使い方
デミクリップには穴があいているので、挟めたものを引っ掛けておくこともできます。
とりあえず挟んで目につくところに引っ掛けておいたり、リングを付けて束にして保存しておくことも可能。
用紙がバラバラにならないようにしたいときの一時的なファイリングとしても私は活用しています。
こういう場面では一般的にホチキスを使いますけど、シュレッダーにかけるときに外すのが煩わしいので私はデミクリップ派ですね。
汎用性あります
穴を開けて閉じるハリナックス(針なしのステープラー)も持っているけど、置き場所がかさばること、綴じられる枚数が5枚まで(新しいタイプのは10枚まで綴じられるものもあるけど)とあまり多く綴じられないのがやりにくい。なので普段デスクに置くのはデミクリップの方が多くなってます。
大量に何度も綴るならハリナックスを使うんですけども。
また、強力に固定するなら「ダブルクリップ」の方が確実なところはありますが、ダブルクリップは金属だから重量があるじゃないですか。少ない枚数で使うと結構邪魔になるんですよね。
ダブルクリップはもっと枚数が嵩む時に頼れる存在かと思う。
そう考えると、少ない枚数~20枚まで対応できるデミクリップは優秀じゃないか?!と思えてくるのです。小さな文房具ですけど、なかなかできるコなんですよ。普段はこれで間に合ってしまうんですよ。
私の中ではデミクリップにありがとうっていいたいです。
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