身近な道具で作る、思いっきりオリジナルなメモ帳の作り方です。
ミスプリントや使い終わった資料等のコピー用紙のウラ側がまだ白い場合、捨てるのがもったいないのでメモ帳としてエコに活用しちゃおうという動きが私が学生のころからありました。製本すると、単純に裏紙を切って置いておくよりもバラつかないので使いやすくなるんですよ。
ただし情報漏えいの問題もあり、裏紙使用禁止な会社もあるので職場で作る場合は気をつけましょう。
裏紙でなくとも新品の紙をお好みのサイズに切って作ってもいいですけど、光沢のある紙よりもコピー用紙ぽい上質紙というか、鉛筆で書ける質感の紙の方が失敗が少ないです。
これは何気にずっと伝えられてきたワザ。 知っておくと役にたつかもしれません。
メモ帳を作る時に用意する物。
用意するものに特別なものはいりません。どこにでもありがちなもので作れます。
紙は好きな大きさに切りそろえます。裁断機があれば最高ですけど、カッターやハサミで切ってもいいですし、折り目をつけて手で裂いたものでも大丈夫。多少サイズがバラついてても、1辺だけそろってれば問題なく作れます。
「のり」は紙がくっつくものならなんでもいけます。
いちおう水のりでも木工用ボンドでも作れますけど、乾く時間と手が汚れにくいことを考えるとスティックのりが一番扱いやすいので、オススメはやっぱり「スティックのり」かな。
ティッシュは厳密にいうと、メモ帳サイズ分の長さと厚さ分があれば間にあいます。余った部分は別の用途に使用してOKです。
お手製、お手軽、裏紙メモ帳の作り方。
紙は何枚重ねてもいいですが、あまり厚くしても使いにくくなるので私は20枚くらいでまとめています。A4のコピー用紙5枚分を4分割で20枚で。
自分は剥がしてから書くというより、書いてから剥がすタイプなので薄い方が使いやすくてそうしています。
薄いメモ帳の方が書きやすいもんね。
全部同じ大きさにしたら、なるべくキレイにそろっている一辺を机にトントンして端をそろえます。このときずれないようにダブルクリップなどで端っこを固定するとなおよしですね。
そろえた辺に「のり」をつけます。のりはケチらずグリグリぬりましょう。はみ出るとか、つけすぎるとか、そんなことは気にしてはいけません。雑でいいのです。のりが少ないとうまくいきません。
のりをたっぷり塗りつけたら、のりを塗った所にティッシュをくっつけます。
ティッシュはデスクに置いた状態で、のりを塗った辺を下向きにして貼り付けるときれいにできます。
ティッシュはしっかりと密着するように抑えます。のりがベタつくのが気になるようであれば、少し厚めにティッシュを重ねておくとよいです。
あとは、重めの本を載せて乾くまで置いておきます。仕事の終わり頃にここまでセットしておけば、次の日の朝には乾いています。本でなくとも、ダブルクリップあたりで端っこギリギリをはさんで固定するのも手です。要は、のりをつけた部分を圧着できればよいのですよ。
乾いたら、くっついていないティッシュのあまった部分を切り取ればできあがり。
うまく製本できていると、紙一枚持ち上げてみても落ちません。
それでいて、一枚ずつペリペリと剥がせるのもちょっと嬉しい。結構楽しいです。
くれぐれもやりすぎ注意。
そういえば学生の頃にバイトしていた先で先輩に教えてもらったことをふと思い出しました。誰が最初に作ったのかわかりませんけど、ペリペリと剥がせるメモ帳が身近なもので作れるのか!と当時は感動したものでした。
裏紙でなくとも普通にコピー用紙を使ってさらに台紙をつけたりすると、かなりちゃんとしたメモ帳になります。とにかくものすごい安上がりにメモ帳が作れることは間違いないです。
仕事用といわずとも自宅で使うオリジナルメモ帳を手作りしてみるのも悪くないかもですね。
しかし職場で裏紙を使うとエコなイメージで節約という視点も確かにあるのですが、手作りするということは微妙に手間も時間もかかります。いや、まあ、1個2個作るなら紙さえ切っていれば3分くらいで出来るんですけども・・
作るなら、くれぐれもお仕事に支障が出ない感じで。
時には切り目が曲がることもありますが、自分しか使わないものなので細かいことは気にしてはいけませんよ。あまりに大量に裏紙が出てしまった時も、全部メモ紙にまわすのはダルいので気が向かなければ潔くシュレッダー行きにしてしまうのも大事なことです。
使う分だけたまに作るくらいがちょうどいいのです。仕事中に作るなら、あくまでも息抜きに作る程度でやっておきましょう。
以上、覚えておいて便利なメモ帳づくりでした。気が向いたらぜひ。
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