トースターで焼けるクッキーは覚えていて損はない。

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材料も使う道具も大変少ないレシピなので、思いたったらすぐ作れる手作りクッキーのレシピです。初めてクッキー作りする方にもおすすめ。材料費が安いので量産にも向いています。

クッキーといってもいろんな種類があるのでひとえには言えませんけども、これを自分で作ると市販のものにはない美味しさが味わえるので、私はクッキーを時々作ります。手作りというのは、自分好みの食感や甘さで作れるのが醍醐味なのです。

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午後にクッキーを焼くなんて、なんとも優雅な暮らしじゃありませんか。
焼き上がったら素敵な器に盛りつけて、こだわりのお紅茶か、豆をひいてハンドドリップでいれたコーヒーと一緒に少しだけつまむのです。ウフフフ。

・・・と想像するだけならセレブですけれども、実際は大変庶民的な時短レシピで速攻クッキーを作り、ネスカフェエクセラあたりのインスタントコーヒーを飲みつつ焼きたてをモグモグとつまみぐいし、ディズニーのクッキー缶に今後のおやつとして詰めておく。そんなもんであります。

決して凝ったものではありません。混ぜて切って焼くだけ。ホットケーキ焼くより簡単なんじゃないかっていうくらい手軽に作れます。でも、おいしい。焼く時の温度設定もさほど気にしなくていいですし、ズボラでもそれなりに出来上がるという不思議。気をつけるといえば、焦がさないように時々見ておくくらいでしょうか。

もしあなたが初めての手作りお菓子にチャレンジしたくなったら、このクッキーレシピを私はイチオシします。

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基本のクッキーの作り方。

大元になってる参考レシピは以下のものです。これ、洗い物も出ないので本当に最高レシピですよ。

基本のプレーンなクッキーなら小麦粉バター(もしくはマーガリンorサラダ油)砂糖があって、家にトースターがあればすぐに作れますが、やはり紅茶などのフレーバーが加わることでかなりプロっぽい美味しさになります。紅茶はティーパックので充分ですし、もちろん紅茶以外のフレーバーでもいけます。

チョコチップクッキーの作り方。

オーソドックスなチョコチップクッキーも、上記のレシピの作り方でいけます。

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【材料】

  • 小麦粉・・・100g
  • 砂糖・・・大さじ3
  • サラダ油(バターorマーガリン)・・・大さじ4(約50g)
  • チョコチップ・・・20g(お菓子に使う混ぜ込み用だとラクです。セリアのならちょうど1袋。)

【トースターでの焼き時間】

  • 150℃で8分くらい(様子を見て焼き色をつける)
  • 1000Wならアルミホイルをふんわりかぶせて3分~(最後にホイルをとって、様子を見ながら焼き色をつけていく)

バターを使うなら耐熱容器にバターを入れて500Wで20秒くらい電子レンジにかけて溶かしバターにしておきます。

できればバターを使った方が失敗しにくいしコクが出るんですけども、近頃はバターも品薄で高額になってしまいました。材料代が高くつくのが気になるようであれば、代わりにサラダ油を。そうするとかなり安上がりにクッキーを作ることが出来ます。
しかしサラダ油を使った場合は少々軽い味わいになるかなあといった印象。私は軽めなクッキーが好きなのでサラダ油をよく使いますけども、使うなら健康的なタイプの方がよいかなあとなんとなく思ってます。

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最初に新品のビニール袋をひとつ用意し、その中に小麦粉と砂糖、チョコチップを入れて混ぜちゃいます。砂糖は塊が残らないように袋の上から潰しておきます。

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最後にサラダ油を入れて、粉っぽい部分が残らないように全体をモミモミしながらよく混ぜます。

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全部ムラなく混ざっていればOKです。混ぜすぎて失敗することはないので、生地はしっかりまとめあげてください。

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混ぜた生地をラップに移して、形を整えます。ギュッギュッと押して中に空気が入らないように筒状に整え、冷凍庫で少し休ませます。冷やして生地を固めるんですね。

生地の硬さにもよりますが、バターを使っている場合は10分も入れておけばかなり切りやすい形になります。 サラダ油の場合は少し柔らかくなりますので、30分くらいは入れた方がよいかなあと思います。いづれにしろ、自分が切りやすい硬さになって入ればよいだけの話ですので、この辺は几帳面に考えずとも大丈夫です。

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写真は油の分量を間違えて少し柔らかめになってしまった例なんですけども、その場合は適度な大きさで切ったら手で丸めて押しつぶして形を整え、クッキングシートの上に並べていけばよいです。
もちろん、包丁で5mm~10mmくらいの厚さに切って並べていくともっと扱いが簡単になります。サラダ油はいれすぎないようにしましょう。

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形を整えて並べた生地をトースターにセット。温度設定のついているトースターであれば150℃で7~8分、1000W(強)なら3~4分ですがアルミホイルをかぶせて焦げすぎないように工夫が必要になります。調整が難しそうであれば、なるべく薄く切って5mmほどの薄さにした方がきれいに焼けやすいです。

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このように少し膨らんでヒビ割れしていると中まで焼けていますよ。お好みでもう少し焼いて焦げ目をいれてもよいでしょう。焼き上がったあとはまだ柔らかいので触ってはいけません。少しこのまま冷ましておきます。固まってきたらキッチンペーパーなどにのせてさらに冷ましましょう。

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しっかり冷めればサクサクなクッキーのできあがり。

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サラダ油多めで生地が緩い状態だと、しっとりしたクッキーになります。

ナッツ入りクッキーの作り方。

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こちらはオイル少なめ、ヘルシーでちょっぴり固め。食べ応えのあるクッキーです。

【材料】

  • 小麦粉・・・100g
  • 砂糖・・・大さじ3
  • バター・・・約30g
  • 牛乳・・・大さじ2くらい
  • アーモンド・・・20g
  • ヘーゼルナッツ・・・10gくらい

【トースターでの焼き時間】

  • 150℃で10分くらい
  • 1000Wならアルミホイルをふんわりかぶせて、5分~(様子を見ながら焼き色をつけていく)

ナッツ入りのクッキーを作る時だけは、しっかりめな生地にしたいのでバターを使ってます。バターはレンチンして溶かして使いますよ。

小麦粉100gに対して本来は50gくらいのバターを使うのが妥当なのですが、50gって結構な量なんですよね。さすがに気が引けるので、限界の30gまで減らして足りない分は牛乳でまかなってる感じです。

牛乳を少し使うと表面が固めに焼けて、食べ応えが出てくるんですよ。ふんわりサックリの食感にしたい場合は、やはりバターを50g使って生地をまとめ上げる方がよいでしょう。

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ナッツはアーモンドでもピーナッツでもヘーゼルナッツでもココナッツでもなんでもいいです。刻んでいないものを使って、自分で粗めに刻んで使うとナッツの味がきいててこれまたクセになります。

ただし、使うなら塩味のついていないものですよ。好きなものを合わせて20g~30gくらい使ってください。アーモンドやヘーゼルナッツを使う場合は、フライパンで少し色が付く程度にから煎りして使うとグッとおいしくなります。

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小麦粉、砂糖を先に袋に入れて混ぜ合わせたら、ナッツ類をいれて溶かしバターを加えて全体になじませます。バターを混ぜただけではまとめ上げるには分量が足りずポロポロしているのですが、ここへ牛乳を加えてモミモミすると全体をしっかりまとめることができます。牛乳は入れすぎ注意。少し固めな生地の方がうまくいきます。

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ラップに包んで形を整えて、冷凍庫で少し休ませたら

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8~10mmくらいのやや厚めにカット。

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クッキングシートに並べて、

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トースターで焼いて、冷ましたら出来上がり。

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大きめナッツとざっくりとしたクッキー生地が特徴。歯ごたえがあって素朴な味わいです。牛乳を使うとちょっと固めに仕上がるんですよね。

チョコクッキーの作り方。

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こちらは甘さ控えめで大人なチョコクッキーです。

【材料】

  • 小麦粉・・・70g
  • ココア(砂糖入り)・・・30g
  • 砂糖・・・大さじ1
  • サラダ油(もしくはバターorマーガリン)・・・大さじ3~4(約35g~50g)

【トースターでの焼き時間】

  • 150℃で8分くらい
  • 1000Wならアルミホイルをふんわりかぶせて、3分~(焦げやすいので様子を見ながら焼いていく)

手順はこれまでと同様。
ビニール袋に小麦粉とココア、砂糖と先に粉っぽいものを混ぜてから、最後にサラダ油や溶かしバターで生地をまとめ上げ、切りやすい硬さにしてから包丁でカットして焼きます。

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上記写真は失敗例。横着してちゃんと混ぜないとこんな風に砂糖の塊が出てきます。食べられないことはないんですけど、部分的にあまーっ!ってなります。ビニール袋の段階ではしっかり混ぜましょう。

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サックリと軽い食感が特徴です。なんといっても甘さ控えめなので甘いものが苦手な方にもおすすめ。チョコチップも入れて、もっとチョコ感だしてもんまいです。

もっと砂糖を入れて甘くしてもいいんですが、甘くしすぎるとどうしても焦げやすくなります。温度調整のないトースターは焼き加減が特に難しくなるので、途中で温度を一旦下げるなどしながら気を使って焼くことになるかも。

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短時間かつ低予算でいろんな種類が作れるのはいい。

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焼き菓子なので日持ちもしますし、コスパもいいので量産するならやっぱりクッキーはお手ごろだなあと思います。

型抜きクッキーのような形の可愛らしい形にしてもいいですし、もっと華やかにするならチョコペンでデコるという手もありますし、まあ、バレンタインで作るなら、チョコを溶かして固めるより圧倒的に手軽です。

チョコを扱うとなるとある程度道具をそろえなくちゃいけませんし、温度管理も大事だったり、初心者には案外難易度高いことなのではないかと思うのですよ。
それと、人様にあげるということで大量に手作りチョコを用意するとなりますと、これがまた材料代がバカにならんのです。

娘が友チョコで手作りしたいとか言い出すと、もうね、トースターで作るクッキーにしとけよ、と私は強く推し進めるわけであります。

ちょっと美味しくなるような「具」を入れると特別感でますし、片付けもラク、ラッピングもラク、日持ちもする、保存食にもなる、いいじゃないですか。好きか嫌いかはおいといて。

ちなみにクッキーは、ほぼ油と小麦粉から成り立っているお菓子なので、非常時の着火剤にもなるということを聞いたことがあります。
作ってみるとよくわかりますが、よく燃えるほどの油が入っていることは確かなので、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

コメント

  1. ayumi.m より:

    1年も前の記事にコメントしてすみません。

    現在妊娠中で、どうしても甘いものが食べたい。
    けれど外は寒いし買いに行くのは面倒くさい。
    そんなときにこちらのレシピがとても役立ってます。

    今までお菓子は作ったことがなく、焼きあがるまでは、
    「おいしいのか~?」と半信半疑でしたが、
    予想以上にハマってしまいサクサクと平らげてしまいます( 笑 )

    • ぴらめこ ぴらめこ より:

      ayumi.mさん、こんにちは。

      バレンタインの直前ゆえ、娘の友チョコづくりの手伝いに奮闘しており、お返事が遅くなってしまいました。
      しかも雪がすごくて、雪かきしすぎで腕が上がらないという・・まあそれはいいんですが・・

      少しバージョンは違うのですが、今年もこのレシピでクッキーを作りました。
      さすがに大量に作るならもはやオーブン使った方が早いのではないかと悟ってしまったわけですが・・・

      しかし少量をいつでもササッと作れるのがトースターの良いところでもありますしね。
      材料が少ないのに意外と食べやすく美味しいクッキーができてしまうって不思議です。

      以前の記事でもコメントいただけると嬉しいですよ~
      ありがとうございました!

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