1鉢に数本受け付けられていた土植えポトスの根っこを整理して、別の鉢へ分けて植え替える作業をしました。
数年前に100円ショップで買ってきたポトスはとてもよく成長し、伸びてきたツルを切っては水差しし、根っこが出たらハイドロカルチャーへ受け付けて・・・とやっていたんですけども、そろそろ母体の土植えのポトスがまとまりがなくなって、これからどうしようか分からなくなってきました。
黙って大きくなっていくポトスを今後どうしようか悩む。
今ではこんなですけど、初期の頃はとてもかわいらしかったのですよ。
噂には聞いていましたが、ポトスは初心者でも本当に育てやすいです。育てやすいんですけども、放っておくといつのまにこんなに葉っぱが増えていたのだろうというくらいどんどん成長していきます。
鉢底から根も出始めています。これからまだまだ成長するだろうし、また植え替えしないとなあ・・・と、思ってはいました。ぼんやりと。
しかし、鉢の大きさはこれ以上大きくしたくないのが本音。大きくなったら「ヘゴ仕立て」とかやってみようかな、とか考えていたんですけども、現段階では小さい株と大きい株が混じっていてどうも時期尚早な気も。ていうか、ヘゴなんか立てちゃったら一体どこに置けばいいんだろう・・・と、置き場所についても結構悩むわけです。
いやあ、どうしようかな~と、5月には植え替えしようと思っていたのに気が付いたらもう6月。さすがにもう植え替えしちゃわないと時期的にもまずいわけです。
ツルの途中からも根が出ていて、どこからどう生えているものか表面を見ただけではよくわからりません。右に左にあちこちにツルが伸びていってしまっていて、どっちの方向へ誘引していいかさえもよくわからない状態。というか、全体的に間延びしてるんじゃないかなあという感じです。
悩んだ末、鉢の中は根が絡まっているだろうし、一度株をバラバラに離して、それから再度きれいに植えなおしてもいいじゃないか、という結論で作業を進めていくことにしました。
根の様子を探るべく、植え替えへ。
ドキドキしながら、鉢から土が抜けやすいように鉢の縁に小さなスコップをたてていきます。根を切ってしまわないように慎重に。
汗かきながら、やっとの思いで鉢から取り出すことができました。一部の根っこがよく伸びてますね。
よく見ると、鉢底ネットを突き破って根っこが伸びちゃっています。
考えてみればこのサイズに植え替えたのは確か冬の間。根詰まりで、歯がだんだん黄色くなってきたので本当はよくないけど緊急で、そうっと土を崩さないようにひと回り大きな鉢に植え替えて依頼、ずっとこのままでありました。
余計な異物をよけながらも根を伸ばしていたのですね。こりゃ、窮屈だったろうに。ネットを丁寧にハサミで切って、根っこを1本ずつ救済していきました。
株を離してみると全部で5つありました。写真でみると4つですけども、後から植えなおすときにもう一本重なっていたことに気が付いたんですよ。
これまで数回植え替えはしていましたけど、しばらくはおっかなびっくりでそうっとまとまった株をいじらないように植え替えをしていたんですよね。今回初めて株を分離させてみて、こんなに入っていたとは驚きでした。
最初は伸びすぎた根っこだけ少し切りそろえて、またそのまま植えなおそうと考えていたんですけども、こんなに株があるならそれぞれ鉢を分けて個々の成長に期待するのもいいなと。
株は分けた方が根ものびのびしますし、葉っぱも陰にならずに存分に大きくなれるはず。
というわけで、一株ずつ個別に鉢に植え直していくことにしました。小さい株は、小さめの鉢へ。長すぎる根は少し切りました。
大きい株は、これまでの鉢へ。土は観葉植物用の新しい土を入れています。
結果、土植えのポトスは4鉢に増えました。とりあえず植え替えから2週間くらいは直射日光をさけて、明るい日陰で肥料はあたえないようにして様子見ですね。
思い思いに成長させたポトスたちは、後に大きいサイズの鉢へまとめて植えて、これまで以上にボリュームのあるかっこいい鉢に仕立てられたらなあと思ってます。
ちなみに、伸びすぎたツルをカットしてはハイドロカルチャーにしていっているのですが、
こっちも現在4鉢あります。一つは、水差し中ですけども。
増えています。確実に。
植物が増えていくとワクワクする。
しかしこれまでむなしくも枯らしてしまった植物もあるんですけども、部屋と植物の相性をさぐりながら育てていくのも楽しいものですね。
手間がかかるのもまた、可愛らしいのですよ。少しずついろんな植物にチャレンジしてみたいです。
実は他にも、今年はハイドロのプミラが2鉢増えまして、
ポトスと同時期に購入した土植えのカポック(シェフレラ)に加えて、シルクジャスミンもすくすく成長中です。うむうむ。どれもこれも大きくなってくれたまえ。
シルクジャスミンは日当たりがよければ花が咲くっていう話ですし、いつか花が見られるといいな~。
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