市販の手帳をこんな風に使ってるよっていう話です。
いくつかの手帳を数年使ってきて、だいぶ使い方が定着してきました。
今は12月はじまりのEDiT(ウィークリーバーチカル)手帳を使っているんですけども、本格的に切り替えるのは新年1月に入ってからです。
とはいえ、実際は12月中に書き写す部分が多かったり、2ヵ月くらい先までの予定は早くから書きこむようにしているので新年に入ったからといっていきなりまっさらな状態から書き始めるわけではないんですけども・・・
以前にも似たような記事を書いてるんですけど、その時よりも更にグレードアップした使い方ができているので自信をもってまとめてみました。
休みでゆっくりしている時間に今年は手帳をこんな風に使ってみようかな、と考える時間は楽しいですからね。EDiTを使っている方はもちろん、別メーカーの手帳を使っている方も参考までにどぞ。
インデックスをつける。
・3M スリーエム 付箋 ポスト・イット ジョーブ 透明見出し 43.6x10mm
インデックスくらい珍しいことではないですが・・
私の使っているEDiTは毎月のマンスリーページがすぐに開けるようにページがカットされていて、インデックスはいらなそうな作りになっているにもかかわらずインデックスをつけています。
市販のインデックスシールでもいいんですけど、好みのサイズがなかなか見つからないので上記のフィルム付せんを折り込んでインデックスにしてます。
ページを挟むようにくっつけておけば、何度めくってもよれない丈夫なインデックスの出来上がり。ピラピラしている方は、付せんの糊の部分をカットしてテープの用に使ったり、メンディングテープで補強しておくと完璧です。
少々面倒な方法なので、やるなら休みの日にまとめて12月分まで作っておきます。
なんでわざわざそんなことをするのかといいますと・・・
マンスリーページの他に次ページにある月間プランニングページもよく開くからです。
デフォルトの状態でも「表紙側から開くなら」狙った月のページはすぐに開けるんですよ。しかし月ごとに開きやすいようにカットされている手帳にも落ち度があります。
後ろのページにいる状態から過去の月を探すとインデックスがないと見えないのですよ。
いつでもどこでも一発で狙った月のページを開きたいがゆえにこうなりました。
裏抜けしないペンでカスタマイズ。
・フリクションカラーズのグレー
・フリクションライト(蛍光ペン)
手帳に最初からついている枠だけを使うのではなく、自分が使いやすいようにさらに「太枠」を作っています。
まず一か所がマンスリーページ。
日付部分とメモ部分の境目がわかりにくいデザインなので自分でグレーの太い線を書いておきます。
フリクションカラーズのグレーがまたちょうどいい太線具合なのですよ。しかもどんな手帳でも裏移りの心配はありません。間違ったら消せますし。それがフリクションのいいところです。
黒のサインペンだと強すぎるというか、やたらとラインだけ目立ってしまってしっくりこないんですよね。目立ってほしいのは線じゃなくて、内容の方。市販のノートの罫線もよく見るとブラックじゃなくて薄いグレーなのが多いと思いませんか。
もう一か所は月間プランニングページにオリジナルの「項目の枠」を作っておきます。
ここはちょっと目につきやすくしたい部分なので「フリクションライト(蛍光ペン)」を使っておきます。色が薄い蛍光ペンだからこそ、上から重ねた字が細字でも読みやすくなります。
手帳は収支を書くちょっとした家計簿みたいな役割もしています。なので、少しでも見やすく分類わけするために、決まった色づけをして感覚でわかるようにしています。ちなみにここに書いているのはブログの収支内容です。どれぐらいあるのかは、ナイショ。
年間のイベントをふせんに書いて貼っておく
・月間ブロックふせん
・無印のインデックスふせん
・ヤマト メモックロールテープ
ボトルガムに入ってる、味のなくなったガムを捨てる時に使う捨て紙って付せんみたいになってるじゃないですか。あれくらの大きさの付せんがあればいいなあと思って見つけたのが、この2つです。
手帳の最初にある年間イベントのページには付せんでペタペタ大まかなところを貼っておきます。
とにかくシンプルな方がいい場合は、ロール式の付せんがちょうどいい幅です。
だいたい先に分かっているようなものは付せんに書いて貼っておきます。
いきなり日付の枠に書き入れてしまうよりも、付せんなら修正がきくので安心して書き込めます。
仮の内容として日付の部分に貼っていたとしてその日が近くなり確定内容になれば、ふせんに書いた内容はブロック内に書き写すようにします。こうすると再確認にもつながるので。
ロール式ふせんは、マンスリーページにはもちろんですけど、ウィークリーページでも使いやすいんですよ。
私は前日のうちに明日やりたいTODOリストをざっくり書いてペタっと貼っておくことが多いです。
終わったらチェック入れていって、時間軸に落とし込んでいくやり方がしっくりきてます。
月間のイベントをふせんに書いて貼っておく
・ダイソーの極細タイプフィルム付せん
・ヤマトのメモックロールテープ フィルムタイプ
マンスリーページは何度も開くページです。なので、こすれても剥がれにくいようにフィルムタイプを使うようになりました。
紙の付せんほど書きやすくはないですが、勝手に剥がれないことの方が大事なので。
ダイソーのフィルム付せんはブロック内に収まるサイズにカットして使っています。
ほぼ日のフィルム付せんならカットしなくてもちょうどよく収まるんですが、高いのでガシガシ使いにくくて使うのを躊躇ってしまってます。
長めの予定には、フィルムタイプのメモックロールテープが超役立ちます。
きれいに剥がせるので予定が変わったり、気に入らなければ剥がせばよろし。
ちょっといいテープカッターを使ったら快適に作業できるようになりました。
先の予定を付せんで管理するコツとして、日付の決まっているものは日付のブロックに貼ってしまう、日付がまだわからないものはマンスリーページの欄外スペースに貼っておく。これだけです。
先のことは分からないし、予定通りに事が進むとも限らないので、そういうことは日にちが近づいてきたら考えればいいし、何なら終わってから付せんを剥がして記録として、直接書いておいてもいいのです。
年の初めにすべての予定をガチガチに決めようだなんて止めた方がいいです。どんな時でも柔軟に対応できるようにしておく方が大事ですよ。
ペンホルダーを設置。
・[マークスオリジナル]2ポケットシール 2pocket sticker/エディット/マークス
ペンホルダーがついていない手帳なのでオプションのポケット付きのペンホルダーを使っています。
見た目は心配になるペンホルダーですけど、1年使っても裂けることもなく安定してペンを抜き差しできるホルダーです。
ベタッと貼りつけるタイプが苦手でなければ、おすすめ。
レシートの整理とシールの保管は。
・100均の5ポケットクリアファイル
または、
・レシートホルダー
手帳小物を整理するためにいくつかポケットある小さなクリアホルダーを使っています。
100均の方はいつでも手に入るというわけではありません。あればラッキーくらいの気持ちで探した方がよいかと。
似たようなものでメーカーのホルダーもありますので、そちらもおすすめです。
人に見せられるほどきれいな状態じゃないんですけども・・・
レシートはクレジットカード払いしたものだけチェックするために取っておいてます。支払いが終わればカード明細が残るので捨てますけども。
後は、経費にするものとかもポケットで分けて一時的に寄せてます。
シールや付せんなどの小物も同様にポケットに入れて収納し、手帳に挟んでいます。
お気に入りのシールの他に付せんや、素材がマスキングテープと同じように薄くて粘着力の弱いシールを入れてます。
100均に売ってるやつですね。
収まりきれないメモを仮止めしておくのに重宝してます。
手帳専用で使っている超細字のペン。
・uniball Signo RT1 0.28(ユニボールシグノRT1・0.28)
▼参考
ユニボール シグノ RT1 0.28mm | ユニボール シグノ RT1 | ユニボール シグノ ノック式 | ゲルインクボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
0.38よりも更に細い0.28なのに、最後までインクをキレイに使い切れるので私が絶対的に信頼しているペンです。
最初は0.38を使っていました。書きやすさも好みだったので。
しかし使ってるEDiTはウィークリーページの罫線が4mmとちょっと狭くてですね。
同じページの余白のフリースペースはドット状の罫線があるんですが、1マスが2.5mmとさらに小さいですからね。
使ってみると0.28の方が字がつぶれなくて快適でした。私の感覚では罫線が5mmなら0.38でもいけます。1mmの差って意外と大きいんです。
昨年は(他のメモにも使ったりしてたので正確にはわかりませんが・・)だいたい手帳1冊で1本使うなあ・・・っていう、インクの減り具合でした。
あまりに細字のペンだと書く時の摩擦でカリカリした感じが気になるんですが、シグノRT1は違うんですよねえ・・。
細字が好みの方にはぜひとも使ってみていただきたいペンです。色もいろいろありますので。
顔料系のインクなのでボールペンのように時間が経ってから滲むことはありません。細字なのもあってか裏抜けもしません。
数年前までジェットストリーム0.38を使っていたんですけど、年月が経つとたんだん滲んでくることがあったので手帳に使うのはやめました。
手帳自体は紙がいいからなのか大丈夫なんですけど、困ったことにふせんに書いたメモがどうも滲んでくるんですよねえ。
まさか付せんに書く時だけペンを分けるわけにもいかず。いっそのことゲルインクボールペンに切り替えたら快適です。
色分けのペンについて。
・uniスタイルフィット 3色用
▼参考
スタイルフィット ホルダー | STYLE-FIT | ゲルインクボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
カスタマイズできるペン、スタイルフィットにゲルインクボールペン0.38(インクはシグノと同様)を入れて使ってます。色付きのペンってそんなにインクを使わないのでこれで十分というか。
仕事の内容は赤系、プライベートは緑系、お金関係は青系で統一して使っています。
なんとなく、オレンジや薄めのグリーン、薄めのブルー・・・と、よくある3色ボールペンの色とは少し外した色を選んでいます。目に優しいからでしょうか。
手帳の使い方について。
手帳はあんまり難しく考えないで、緩く向き合うくらいがちょうどいいです。
日々の考えてることをスッキリさせるために1日1ページタイプを日記のように使ったり、なんでもノートに吐き出すようにメモを書いた時期もありましたが、後で見直す内容は向かないってことに気が付きました。
そういえば前にこんなアイデアメモしてたっけ・・・とか、探すのに本をめくるように順番に見ていくわけにもいかなくて、言うなればすごく探しにくいんですよね・・・。
しかも手帳は、書いて忘れるというよりも忘れない為に書き残しておくという方向が強いです。その日思ったことを手帳に書いても、それほど整理できてなくて次につながる感覚が持てませんでした。
今は手帳は、ウィークリーバーチカルタイプにして自分の行動記録をメモする物として役立っています。
自分の時間の使い方を見直すために記録してちょっとずつ修正していく、みたいな。自分に合った時間管理ができるようになれば、ただなんとなく毎日を過ごすよりも、ものすごく張り合いがでてきます。自分の設定した目標へ進んでいけてる自身にもつながりますしね。
今年も手帳を相棒にいい1年にしていきたいと思います。
コメント
ぴらめこ様、コメント随分ご無沙汰していますが、いつも楽しく拝見しています。
手帳を選ぶのは楽しい反面、色々考えすぎて本末転倒にならないよう、ぴらめこさんのおっしゃるように緩く使うのがいいですね。私も手帳に合わせて色んなペンを試し書きします。同じ色のペンでも太さで印象が変わったりしますよね。私もシグノの安定した書き味とオーソドックスな色出しが好きです。しかし、あの滲みの犯人がジェットストリームだったとは思いもしませんでした、ありがとうございます。今年も楽しみにしています!
ほしさん いつもありがとうございます!
ジェットストリーム、好きなんですけど長期保存には向かないみたいですね。紙との相性もあるみたいですし。
まっさらな手帳を目の前にするとなんかやる気が出てきて、ついついたくさん計画を立てたくなってくるんですよね。私も無茶な計画は立てないように自分にも言いきかせる気持ちで手帳と向き合うべく、書いてみました。
ほしさんもしっくりくるペンがみつかるといいですね。お互いにいい年にしていきましょう。
今年もよろしくお願いします。